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なでしこジャパン初戦
北京オリンピック、女子サッカーの初戦、ニュージーランド戦。
2-2の引き分け。
入り方を間違えた典型的な試合ですな。

ニュージーランドが決勝トーナメントに進出するためには、日本戦で勝ち点を得ることが必要。
しかし、テクニック等々は日本の方が上。
すぐにテクニックが向上するわけでもない。
じゃあ、どうするか。
数少ないストロングポイント、フィジカル面の強さを全面に押し出す。
これしかない。
で、これが見事に図に当たる。
いきなり押し込まれた日本は浮き足立ってしまい、それは試合中ずーっと続いたと言っていい。

日本はニュージーランドから勝ち点3を得ることを前提にして、予選リーグの戦い方を組み立てていたと思われる。
それはある意味当然ではある。
けれども、初戦のニュージーランド戦をどのように戦い、勝とうと考えていたのか、この試合からは全く見えなかった。
フツーの戦い方をすれば勝てると思っていて、さほど研究していなかったんじゃないかと。
確かに、フツーにやったら勝ててたとは思うんだけど、相手だってフツーにやらせないと考えてるわけですよ。
オリンピック初戦という緊張もあってか、相手の攻撃を受け流す余裕もなかった。
後半にかけてペースを取り戻すものの、同点に追いつくのがやっと。

オリンピック初戦、NHK地上波全国放送、しかも夕方からという、なでしこをアピールするためには絶好の機会であったのに、こういう不細工な試合をやっちゃいかんだろ。
監督にも選手にも猛省を促したい。

宮間。
1点目のPK、あの緊張の中でよく決めた。
他にもテクニックを見せつけるシーンもあった。
けれど、普段のなでしこリーグでやってるプレーが通用しなかったシーンもありました。
なでしこリーグだと、宮間を抑えられる選手ってほとんどいない。
けれど、ニュージーランド選手は違う。
大きいし、足も長い。
そこらあたりは、今後の2試合も同様と思われるので、キッチリ対処してもらいたい。
福元。
2失点目のPKはともかく、先制されたシーンはねえ。
指示を出す立場のGKとして、責任は大きいかと。
あと、FWの大野。
今日は彼女の日ではなかっただけ、相手キーパーの日であっただけ。
気にしないように。

決勝トーナメント進出が厳しくなったことは間違いがないが、可能性がなくなったわけではない。
あと2つ、勝っちまおうぜ。
by ian-70 | 2008-08-06 21:52 | 日本のサッカー
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