ハンニバル・ライジング
「ハンニバル・ライジング」を読む。
タイトルからわかるように、「レッド・ドラゴン」「羊たちの沈黙」「ハンニバル」でおなじみ、ハンニバル・レクターシリーズの最新刊。

これまでのシリーズは全部読んでるんで、今作も読まないわけにはいかないっしょ。
つーても、内容はおぼろげにしか覚えてないっすけど。

今作は、帯にもあるように、いかにして「怪物」となったか、が主題であり、ハンニバルの幼少期というか青年期が舞台。
前作の「ハンニバル」で少しだけ触れられてたような記憶があるけれど。

で、感想なんっすけど。
オイラが、ハンニバルのどこに魅せられてたのか考えてみると、「わけのわからなさ」だろうと。
とんでもなく頭がいいのに、ほとんど理由らしい理由もなく、人を殺しちゃって、尚且つ、食っちゃうという、わけのわからなさ。
そこがよかったのに。
今作では、人を殺しちゃうのに明確な理由があって、しかも、その理由がオイラみたいな凡人でもまことに理解しやすいという。
そりゃ、まずいだろう、と。
ハンニバルを凡人レベルに引き摺り下ろしちゃマズイ。

あと、ハンニバルに影響を与える紫夫人という人が出てくるのだが。
日本人の女性。
とーとつ過ぎねーか?

映画化前提でこの小説は書かれたと思われるのだが、ストーリーの都合良さもねえ。
いくらハンニバルが天才でも、10代ですよ。
そうそう相手を殺せるとは思えないんですが。

ひじょーにスピーディに読めますが、そんだけコクもないということでもあり。
もうちょっと、なんとかならなかったかなあ、と。
もったいないっす。

映画、見にいくのか?
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by ian-70 | 2007-04-15 20:14 | 小説
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